備えあれば憂いなし!食糧備蓄編
「飲食物・生活必需品は何日分準備したらよいか?」
この質問に対して、農林水産省では、「パンデミックに備えて、2週間程度備蓄しておくことが望ましいです」と答えています。しかし、2週間分の備蓄というのは、量も置く、なかなか大変です。
では、どれくらいの日数の備蓄をするのか?
学校の休校日数を見ても、1週間単位ですから、やはり1週間分程度の食料品の備蓄は必要でしょう。
新型インフルエンザは、動物、特に鳥類に感染あるいは保持されているインフルエンザが人に感染し、人から人へと効率よく感染できるようになったものをいいますが、新型インフルエンザは人が今まで遭遇したことのないタイプのものです。
誰も免疫を持たず、世界的な大流行(パンデミック)を発生となれば、あくまでも最悪の場合ですが、日本でも、約3,200 万人 (人口の約25%)が感染し、約17.4万人が死亡するおそれがあると想定されています。
その際、新型インフルエンザへの感染を避けるためには、感染者との接点を極力減らすため、不要不急の外出をしないことが大切です。
そういう観点からやはり1週間分程度の食糧備蓄は最低限必要と言えるでしょう。この食糧備蓄は地震対策などでも有効になるため、これを機会にやっておきましょう。
もし新型インフルエンザの感染が急速に広がれば、マスクや食料品も一時的にでも手に入らなくなりますからね。
以下、農林水産省が推奨している「家族4 人(両親、男の子、女の子の場合)が2 週間生活するのに必要な食料品の一例」リストを紹介します。家族の人数や食べ盛りの子供たちを抱える場合では若干修正が必要であることを頭に入れて食料品の備蓄を行ってください。
備蓄食料品リスト
※ 乳幼児、高齢者、病人等で育児用調製粉乳(粉ミルク)、医療用食品等特別な食料品が必要となる場合は別途準備してください。
主食
米(もち・無菌包装米飯を含めても可) 少なくとも10kg
※お米は保存性の高い食品です。また、栄養的にもエネルギーの供給源となり、調理のしやすさ・多彩さ、費用、保存スペースのどれをとっても優れていますので、備蓄の柱としましょう。
その他主食食品
うどん、そば、パスタ、シリアル類等 400g入りを6袋
中華麺、インスタント麺、パン等 16食
主菜・副菜
※お米を補う形で保存性のよい乾めん(パスタ、うどん、そば、インスタント麺等)を用意し、主菜や副菜とするための保存性のよい缶詰、レトルト食品、冷凍食品なども上手に取り合わせて備えるようにしましょう。
野菜類
玉ねぎ、じゃがいも、ごぼう、さつまいも等 各1から2kg
豆類
あずき、大豆等 適宜
卵 10個
缶詰
魚介類、肉類 30缶
野菜・きのこ類:コーン、トマト、たけのこ、マッシュルーム等 20缶
レトルト食品
カレー、パスタソース、ハンバーグ等 30食
冷凍食品
市販品の他、家庭で冷凍した魚介、肉、野菜、料理等を含む 500g入り換算10袋
乾燥食品
切り干し大根、しいたけ、高野豆腐、ひじき、わかめ、こんぶ等 各2袋
汁物
スープ類(みそ汁、わかめスープ、コーンポタージュ等) 12食
果物
缶詰(果物類:もも、みかん、パイナップル、みつ豆等) 10缶
乳製品
チーズ、ヨーグルト、スキムミルク等 各1から2箱
調味料・嗜好品
砂糖、塩、みそ、しょうゆ、食用油 1kgあるいは1リットル
酢、だしの素、コンソメ、バター等 適宜
嗜好飲料(緑茶、コーヒー、紅茶、ココア等) 適宜
菓子類 適宜
その他(ふりかけ、のり佃煮、ジャム、マーガリン、はちみつ等) 適宜
野菜の保存方法
野菜は種類によって適した保存方法が異なります。何でも冷蔵庫に入れるのではなく、それぞれに適した環境で保存することで長持ちさせることができます。
じゃがいも・たまねぎ
気温が高い夏場以外は、新聞紙に包んで風通しのよい冷暗所で保存します。じゃがいもは、一緒にリンゴを入れておくと、より長持ちします。
さつまいも
低温に弱いので、新聞紙に包んで常温で保存します。
かぼちゃ
まるごと保存する場合は、冷暗所で保存します。カットしたら、種とワタを取り除き、
ラップで包んで冷蔵庫に入れて保存します。
ごぼう
泥がついたものは新聞紙で包んで冷暗所で保存します。洗った場合はポリ袋に入れて冷蔵庫に入れて保存します。
ほうれん草や小松菜などのいわゆる青菜野菜は、さっとゆでて適当な大きさに切り、かたくしぼって小分けにしてラップで包み、トレイに乗せて冷凍したあと密閉容器に入れて保存すると、約2週間(目安)保存できます。にんじん(せん切り)やねぎ(小口切り)についても冷凍しておくと、料理の必要に応じて使用でき、便利です。


