1918年から1919年「スペインインフルエンザ」
全世界的に流行したインフルエンザのパンデミックでいわゆる「スペインかぜ」と呼ばれるもので、世界中に大きな被害を及ぼしました。

図はNHK「スタジオパークからこんにちは」解説委員室ブログより
国立感染症研究所感染症情報センターによれば、世界的な患者数、死亡者数についての推定は難しいと断った上で、
患者数は世界人口の25-30%、あるいは、世界人口の3分の1の約5億人
致死率(感染して病気になった場合に死亡する確率)2.5%以上
死亡者数は全世界で4,000万人から5,000万人、一説には1億人ともいわれています。
日本の内務省統計では日本で約2300万人の患者と約38万人の死亡者が出たと報告されています。
発生源は1918年3月米国のデトロイトやサウスカロライナ州付近で、6月頃にはブレスト、ボストン、シエラレオネなどでより毒性の強い感染爆発が始まったそうです。
その後、アメリカのヨーロッパ進軍とともに大西洋を渡り、ヨーロッパで流行、これが第一波。第二波は1918年秋にほぼ世界中で同時に起こり、病原性が更に強まり重症な合併症を起こし死者が急増したそうです。
第三波は1919年春から秋にかけて第二波と同じく世界的に流行したようです。当時は抗生物質は発見されていなかったし、有効なワクチンなどはなく、被害が甚大になったのはそれもあったようです。


