「おしゃれ」で「国際的なセンスが身に付く」上智大学
株式会社リクルートは、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、『進学ブランド力調査』を実施しており、2009年3月卒業予定の高校生を対象にした「大学の志願度、知名度、大学に対するイメージなどに関する調査」の結果を公表しています。偏差値や合格率といった要素とはまた一味違ったランキングとなっていて興味深いですね。
詳しくはリクルートの 「大学の志願度、知名度、大学に対するイメージなどに関する調査」を見ていただくとして、以下にその一部を抜粋して紹介します。
この高校生に聞いた大学ブランドランキング2008(『進学ブランド力調査2008』)では、関東エリア、東海エリア、関西エリアの高校に通っている2009年3月卒業予定者(調査時高校3年生)計6万人にアンケートを敢行し、そのうち得た7991名の有効回答から算出したブランド力数値です。
調査項目は、
知名度ランキング(エリア別)
志願度ランキング(エリア別)
イメージ項目別ランキング(エリア別)
まずは、関東エリアの高校生の『知っている大学』知名度ランキング(関東エリア)の結果から。
1位 早稲田大学 知名度: 96.6%
2位 明治大学 知名度:95.4%
3位 東京大学 知名度:94.9%
4位 青山学院大学 知名度:93.9%
5位 慶應義塾大学 知名度:93.1%
6位 日本大学 知名度:93%
7位 法政大学 知名度:91.2%
8位 立教大学 知名度:90.4%
9位 上智大学 知名度:89.6%
10位 中央大学 知名度:88.9%
錚々たるメンツが集う中、堂々の第10位ランクインしている上智大学。知名度は高いようですね。
ただ東海エリア、関西エリアではランクインがないところを見ると、上智大学の知名度は関東エリアに限定していると言えそうです。このあたりは高校別の合格者数ランキングで関東の高校が集中しているのを見てもはっきりしているようです。
続いて、志願度ランキング(関東エリア)で、上智大学は、関東エリアの高校生の『志願したい大学』 ランキングでも10位にランクイン。しかし、知名度ランキング同様、東海エリア、関西エリアではランク入りがなく、東海・関西エリアでは知名度がないから志願ども低いということなのでしょう。
知名度の向上が上智大学が全国区の大学になるには不可欠なようですね。
続いて紹介するのは、イメージ項目別ランキング(エリア別)です。
イメージ項目別ランキングのイメージ調査は、調査対象校を知名度に関する調査よりさらに細かくグルーピングしたもので、そのうちリクルートは6項目について公表しています。
活気がある感じがする(関東エリア)
1位 早稲田大学 59.5%
2位 明治大学 34.5%
3位 青山学院大学 33.3%
4位 日本大学 32.5%
5位 慶應義塾大学 30.3%
6位 上智大学 25.5%
6位ですか!!どちらかといえば知的でおとなしいイメージがある上智大学ですが、高校生は活気を感じているようです。
また、学校が発展していく可能性がある (関東エリア) でも、早稲田、東大、慶應、明治、一橋に次いで6位に、さらに就職に有利(関東エリア) でも5位にランクインしています。
これらの結果は、国際的なセンスが身につく(関東エリア)で東京外国語大学に次いで2位にランクインしていることが影響しているのかもしれません。
上智大学といえば、「英語」もしくは「外国語」というイメージがカトリックのイメージとも重なり合っていますから、そこから「発展」「就職に有利」という結果につながっているのでしょう。今や小学生の時代から英語の学習が導入されている時代です。
「英語=ハイセンス=バイリンガル=就職に有利」はあくまでもイメージとしては重なり合います。その結果がおしゃれ(関東エリア)のイメージランキングでは第5位にランクイン。
あくまでもイメージと言ったのは、実は教育方針・カリキュラムが魅力的である(関東エリア) では上智大学はランクインはせず圏外なのです。
「国際的なセンスが身につく」のもひいては「教育方針・カリキュラム」がしっかりしているから。そこがランキングではつながっていないのは、高校生の「イメージ」ということなのでしょう。
上智大学としても、「教育方針・カリキュラムが魅力的である」というのは自信も持っているでしょうし、高校生へ大いにアピールをしたいところでしょうから、そのあたりと東海・関西エリアへのアピールが今後の課題といえそうです。
いずれにしても関東の高校生からは圧倒的な支持を受けている「おしゃれ」で「国際的なセンスが身に付く」上智大学。
入学するにはしっかりした勉強が必要になります。
