立命館大学、学生取りすぎで転籍希望を募る
立命館大学は、2008年度入試において、2008年に開設した生命科学部で定員280人の1.48倍にあたる415人が入学手続きをしたため、他学部への転籍を25人募ったことを明らかにしました。
これは学部に定員の1.4倍以上在籍していると国からの補助金が出ないための措置ではないかという疑惑が出ています。というのも、立命館が「他学部への転籍を25人募った」のは、25人が転籍すれば、1.4倍を下回る計算がなりたつため。
ただ、転籍に応じたのは8人で、1.4倍は下回らなかった模様です。
この問題の管轄である文部科学省は「転籍先の学部を不合格となった受験生もいたわけで、入学直後に転籍させるのは入試の公正性からも良いとは言えない」とし、立命館大から事情を聴き、補助金目当てだった場合に違法性がないかどうかを検討するという。
立命館大学によると、びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)にできた生命科学部には一般入試で9298人が志願し、2957人を合格とし、うつ入学手続きをした学生は、推薦やAO入試も含め415人に達した。新設学部で過去のデータがなく、読みを誤ったという。
このため、学生へのガイダンスで生命科学部の新入生に転籍の話を伝え、受け付け。薬学部に3人、法学部に2人、経済、経営、理工の各学部に1人ずつ計8人が転籍を希望し、面接を経て全員が認められ、すでに転籍先で授業を受けている。
結果として、立命館大学は文部科学省により「適切性を欠く」と判断され、補助金およそ15億円が減額されることになりました。 減額されるのは大学が受ける補助金全体の25%になる見込みです。
立命館大学のHPサイトでは、「本学の経常費補助金推移」と題して、以下のような記述があります。
立命館大学の私立大学等経常費補助金は、2006年度に学園史上最高の52.5億円(一般補助:29.4億円、特別補助:23.1億円)を獲得しました。
「一般補助の停滞・減額と特別補助の漸増」という厳しい補助金動向にあって、本学の特色や個性を発揮する教学創造・改革などを反映したものです。
また、立命館アジア太平洋大学の経常費補助金は8.0億円(一般補助:4.1億円、特別補助:3.9億円)となっています。
「獲得しました!」この言葉に立命館の補助金に対する姿勢が表れているように思います。
もっと取ってこい!そんな掛け声が学長からかかり、学長室にはどこかの営業所みたいに「補助金獲得金額」の棒グラフが貼られているんでしょうかねねえ。