伝統の早慶戦を守る?
2009.5.28付の産経新聞で【節度ある行動で「伝統の早慶戦を守れ」】と題した記事が掲載されました。以下紹介します。
早稲田大学と慶應義塾大学の野球部による伝統の一戦「早慶戦」をいい席で観戦するために明治神宮野球場(東京都新宿区霞ヶ丘町)前で徹夜する両校学生らに良識ある行動を徹底させようと、今年も早大の学生サークル「早慶戦支援会」が今回も活躍する。
30日に予定されている初戦を前に、同会幹事長の文学部3年、松崎実夏さん(21)は「伝統ある早慶戦を学生自身の力で守りたい」と意気込みを語る。
早慶戦ではこれまで、神宮球場前で前夜から行列を作る学生の一部が酒を飲んで暴れるなどしたため、近隣住民や飲食店からの苦情が相次ぎ、何度も中止の危機に見舞われてきた。
両大学当局は「節度ある行動を」と呼び掛けているが、"伝統の一戦"だけに学生たちの熱い思いはなかなか収まらないのが現状だ。
早大では昭和63年、学生たちが自発的に早慶戦支援会を設立。慶大の委員会「慶早戦支援委員会」と協力し、学生への注意喚起をはじめ、事前に並ぶ順番を決める抽選会の開催や、試合前日・当日の球場周辺の見回り、清掃活動などを行っている。
支援会の現在の部員は31人と、5年前と比べ倍増。試合当日は、男子は学生服、女子はスーツ着用でマナー向上を訴える。男女比は半々だ。
神宮球場の警備責任者は「もう20年以上一緒にやっているが、今では彼らの協力がないと成り立たない」。毎年早慶戦を観戦しているという早大の女子学生(21)も「支援会がいないと、みんなが徹夜で並ばないといけないし、学生がマナーを守らなくなる」とエールを送る。
松崎さんは「学生全員が満足して観戦することは難しいが、一人でも多くの人が早慶戦を純粋に楽しめるように力を尽くしたい」と力強く話す。



