同一チームから3投手が同時に1位指名というドラフト史上初の快挙
2010年秋のプロ野球ドラフト会議で、早稲田大学野球部の主将で4年連続で全日本チームに選出、東京6大学野球史上6人目となる30勝300奪三振の斎藤佑樹投手(早稲田実)は日本ハムファイターズに、最速155キロを誇り早稲田大学の抑えのエース大石達也投手(福岡大大濠)は西武ライオンズに、2004年選抜高校大会優勝投手で最速152キロ、きれのいいスライダーが武器で即戦力として高評価の福井優也投手(済美)は広島カープに指名を受け、同一チームから3投手が同時に1位指名というドラフト史上初の快挙を達成しました。
2006年の夏の甲子園で対決した楽天の田中将大投手は「公式戦で対戦することにより、野球界を盛り上げていきたいと思います」とコメント、斎藤投手の交渉権を得た日本ハムの梨田昌孝監督は「すごい選手の交渉権を獲得してくれて感謝しています。斎藤投手は先発を含めてすぐ一軍で投げてくれると信じています。ファンも喜んでくれるでしょう」とコメントしています。
大石達也投手について、西武ライオンズの渡辺監督は「スケールの大きい息の長い選手になってほしい。プロ野球界のスーパーエース的な存在になってほしい。ただ球が速いだけじゃなく、何より質がいい。空振りも取れる」とも絶賛しました。
また福井優也投手を指名した広島カープの野村監督は、「大学野球界を代表する早稲田3本柱の一人、福井君を単独で指名できたのはよかった。前田健と同世代。二枚看板になってほしい期待はある。投手のレベルアップが必要だったから、いいドラフトだった」というコメントを残しています。
ドラフト会議で斎藤佑樹、大石達也、福井優也の三投手が一位指名を受けた早稲田大学野球部では東京六大学野球秋季リーグにおいて、2010年10月30日から神宮球場で、優勝が懸かる早慶戦が行われ、早稲田大学が1勝でもすれば、他チームを勝率で上回り、4季ぶりの優勝が決まることを受けて、ドラフト会議後の記者会見を行いませんでした。
早稲田大学は「早慶戦を直前に控えて試合に集中するため」という応武篤良監督の方針を発表、斎藤投手は「今は早稲田大学野球部の主将として、早慶戦を全力で戦うことが学生野球に対する恩返しだと思っています。リーグ戦終了後、これまで私を応援してくださった皆さまの前で、あらためてごあいさつさせていただきたいと思います」とコメントを発表しています。



